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ぼんぞの病気、結石と今回の処置方法、会陰尿道ろう設置術に至るまで。その2

 おしっこ出ないのを確認してからの話。

 

 前回の手術から引っ越ししていた事もあり、尿道閉塞の処置については初めての病院。その前に一度熱が出てお世話になっていたので全くの初でではありませんでした。

 たまたま家の近所という事と、もう一つが大事になポイントなんですが、時間外、休診日に連絡が取れるのが大変助かっています。いつもありがとうございます。

 

 今までの経緯のお話もしてその日はとりあえずおしっこ出して、各種検査後手術をする事で一先ず入院。

 検査の結果は腎臓は問題なし、他のところで異常値があるものの尿道閉塞の影響じゃないかという事で、どちらにせよ石を取らなければいけないのでそのまま手術へ。

 今回で4回目という事もあり、手術後おしっこが自力でできるかどうかが少し心配と、これは以前の先生にも言われていた事なのである程度覚悟はしていました。

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ぼんぞ(近所の病院にて)

 

 自力でというのは、膀胱の同じところを何回も切っているため神経等がくっつきにくくなっている事、筋肉の収縮も弱くなることでおしっこが出にくくなってしまう為。

 

 1週間後にカテーテル取った結果は以前書いた通り、かなり踏ん張らないとでない状態。でもこれは膀胱の筋肉どうこうでは無く、尿道がかなり狭くなってしまっている箇所がある、その幅約1mm弱。これはかなり狭いっす!とのこと。

 狭くなった原因は、猫の尿道は炎症を起こして腫れたところがそのままになってしまうことが多々あるそうです。腫れたままなのでそもそも狭い雄猫の尿道は液体も通りにくいくらいの細さになってしまうそう。ぼんぞさんもそう。

 で、今回会陰(えいん)尿道ろう設置術をする決断に至ったわけでございます。

 

 実は、3回目の時に前の先生にも提案されていましたが断ったんですよね。これ簡単に言うとちんこ切るので男としてそれはどうなんだ、というこちら都合の理由を先生(♂)と相談し決めたんですけど。

 

 病院で受けた説明を簡単にすると、手術は2種類ある(ネットなんかだと3種類て出る事もある)。

①昔からある方法で細くなったところを切って皮膚の外で縫合する。

メリット:簡単。どこでもできる。

デメリット:外で縫合する為、粘膜の部分がむき出しになるので、炎症を起こしやすい。膀胱炎になりやすい。ひどい膀胱炎になる事もある。術後が少々グロい。

②まあまあ最近で切ったところを中で縫合する。

メリット:①のデメリットがない。

デメリット:できる先生、できない先生がいる。合併症のリスクがある。(縫合部分がうまくくっつかずに、中でおしっこが漏れるなど)。費用が高い。

 会陰尿道ろう設置術でググると各動物病院様が写真付きで詳しく説明してくださっていますのでそちらを参考にしてください。

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ぼんぞ(つるつる)

 

 漏れがあるかもしれないがこんな感じの説明を受け、手術〜退院までのおよその費用も聞き、どちらにしましょうかで②にしました。

 具体的に費用は①は約45万円②は約50万円で、あとは術後の経過による入院日数で変わりますとのこと。

 5万円しか変わらないし、先生からのオススメと言う事もありますし、グロいの若干弱いのもありと言う感じです。

 

 実際は手術と入院12日間で約64万円でしたー!その前の石取ってからの入院費用は17万円だったので、合計は81万円なり!

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ぼんぞ(おんなのこ)

 

 まあでも、無事退院もできたしあとは1週間後の抜糸をすれば完了だなと思っていた矢先の出来事でした。

 再入院。

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ぼんぞ(若干おしりが腫れているの図)

 

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